因幡修次という名の妖怪の呪文目録~Music of the monster named Shuji Inaba~

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2018/09/23

(Special)妖魔と妖怪の里の鎮守桜



大切な大切な掛け替えのない友人が亡くなりました
7月20日5時4分に永眠


22歳のちっちゃいちっちゃい命でした
ごーてんにーろくの夜は、わがままを言って困らせた
(´∀`)ヶラヶラ

文才のある子でした
難しい日本語を、自由自在に操りました
頭のパノラマの中の出来事やイメージを、文字で表現する力を持っていました
言葉選びも多彩でした

そして、彼女は、とてつもなく強い子でした
ずい分前から、自分の最後を悟っていました
「覚悟」が潔かった

でも、どうかな?
ホントは、一人になると、怖くて怖くて震えていたのかもしれません
そんな、か弱い彼女の姿も察していました

サクラとは会えませんでした
会おうと思った時は、もう時間が流れすぎていました
彼女は会うことを拒否しました
わたしも年頃の娘よ こんな姿は誰にも見られたくないと強く拒みました

ライヴも来れませんでした
出来ることなら病室にギターを持って行って歌っても良かった
それも叶わぬ夢となりました

メルモといっしょのライヴ、サクラに見せたかった
たった一回でいい
サクラに見せたかったです
いっしょに歌いたかった


わたしの誕生日に作ってくれた「揉み揉み太郎」の詩
「大国主の嫉妬」の一番
「薄っぺらい言葉」の歌詞
「Mon Lapin」の歌詞

「備えあれば憂いなし」
「つぶらないのち」

メルモの「メルテイー・モーメント」
「チュパカブラ」
「新曲」
どれもこれもサクラ色の大切な曲です

天国で聴いてくれ
今後のメルモのこと、見守ってくれ













沢山の人と知り合えて
色々とあったけど
私は幸せでした
春になって桜の木を見たら
そこに私はいるでしょう
秋桜でも可!!(´∀`)ヶラヶラ
それでは皆さん、また来世!!
ありがとうございました

さくら













22歳の女の子がどんな思いでこの文章を書いたのでしょう
無念でなりません
サクラのこと、ずっと忘れない

さようなら
ありがとう

大好きだよ(´∀`)ヶラヶラ




長月桜花さん。

澁澤メルモさんの大ファンで、親友でofficial websiteofficial Twitterの初代管理人。

メルモさんのご縁で、いつの間にか因幡さんの大ファンになられ、親友になられ、
ネットライブの常連になられ、たくさんのお仲間に愛された桜花さんが、
7/20早朝、22歳の若さで亡くなられました。

因幡さんが、彼女と出会った時には、既に彼女は大きな病と闘っておられました。
つらい日々にあっても、メルモさんと因幡さんのお歌を愛し応援し、
お仲間といっしょにネットライブを楽しみ、
ちょっと脱線し、ちょっと脱走し、ちょっと暴走し、  
(´;ω;`)ブワッ!と泣き、(´∀`)ヶラヶラと笑い、
桜花さんは、笑顔と大きな力をもらっておられました。

今年の<五・二六 逢坂 春の饗宴>は、
桜花さんを想うメルモさんと因幡さんのお気持ち、
メルモさんを想う桜花さんと因幡さんのお気持ち、
因幡さんを想う桜花さんとメルモさんのお気持ちが、
何重にも交差した、サプライズ連続の夜となりました。

桜花さんがこのライブを読んだ句に、メルモさんが曲をつけて発表する。
桜花さんと因幡さんのコラボ曲を、メルモさん因幡さんが歌う。
そして、桜花さん作詞メルモさん作曲の、因幡さんへ贈る歌、メルモさんが歌う。
そんなお二人のコラボタイムは、こちらから聞くことができます。

自宅療養から病院に移られてからも、スマホを使って、
ネット越しの会えぬお仲間と一緒にネットライブを楽しみ、
メルモさん、因幡さん、たくさんのお仲間に、感謝と願いをTwitterで綴り。

7/19の夜、お身内の方と一緒に、因幡さんのネットライブで、
メルモさんや因幡さんとのコラボ曲やMCを聞きながら・・最後の命の戦いに向かわれました。


そして・・次の日にもネットライブに来られるはずだ!との、みんなの思いはかないませんでした。


冒頭にあげたのは、お身内の方からの訃報を知って書かれた、因幡さんの追悼記事には、
その作品にリンクが張ってあります。
しかし、亡くなられてから贈られた作品もあります。

ここにあらためて、それらの作品をあげ、思い出の記事やツイート等彼女の軌跡を集め、
彼女の夢の名残とさせてもらいます。

少しでも、彼女の思いが願いが、たくさんの方に届きますように。
たくさんの方が、桜花さんと一緒に、メルモさん因幡さんを、応援し続けてくださいますように。


2017/06/22

(Special)リアルライブの二輪の花

因幡さんのネットライブには、
ラジオ番組のような"季節のお便りコーナー"がある。

因幡さんや因幡さんへのお歌への思い、なんでもOK。
郵便局経由の手書きのお手紙や、TwitterのDMやメール、なんでもOK.
リクエスト曲を1曲添えてもらうことになっている。


2016年8月20日の、お便りコーナーは、
ある女性のお母さまからのメッセージだった。


そこには、辛い重荷を背負ってから、笑うことのなかった彼女が、
『いのちのはからい』を知り、初めて歌を聞いて泣き、因幡さんの音楽にどっぷりはまり。

因幡さんのネットライブを知り、お歌を聞いて元気をもらい、
MCを聞いて"どんなもんじゃい!"のポーズをとっておどけるぐらい笑うようになり。
いつか4.14のようなリアルライブに行くという夢を持ち。

そして・・8月6日、星になられたこと、
リクエストは『いのちのはからい』であることが書かれていた。


さおりさんについて、
因幡さんの、そして因幡さんの音楽の元に集う私たちの、
知っていることは、これがすべて。

もちろん、もっと彼女を知りたかった思いはある。
でも十分すぎるすべて。

因幡さんの音楽を知り、救われ、元気をもらった。
たとえ妖怪であろうとヨッパであろうとちょっとエッチであろうと、因幡さんが好き。
因幡さんの音楽が大好き。

全く私たちと一緒。

ただ、見えんけどおる世界に、むさしさんと同じ場所におられるだけ。
因幡さんのファンであること、私たちの友であること仲間であるということを知るには、
十分すぎるすべて。



2016年12月のBUNGAライブは、このお便りを受け取られてから初めてのリアルライブ。
この時、"天国から二人のお客さん"として、
初めて二輪の花が飾られ、二人のことが紹介された。



2017年5月大阪ライブでも、二人には特等席が用意された。


そして、この時、直接この二輪の花を間近に見た花柳ネーポンさんが、
お歌をを作り、6月4日にむさしさんのご命日に発表してくださった。


『そこに咲く花』 作詞/作曲:花柳ネーポン  歌詞(コード譜) 


歌:花柳ネーポン <Youtube URL
Youtubeの解説の部分に書かれたこのメッセージも是非読んで欲しい。)



歌:因幡修次   <Youtube URL> 


そしてこのお歌を聞いたてつさんが、おなじように素敵な曲を、
この二輪の花に贈ってくださった。


『君との絆~二輪の花に捧ぐ~』 作詞/作曲:てつ(BLITZ_Mk2)
(歌詞&コード譜は、Youtubeの説明の部分に)



歌:てつ(BLITZ_Mk2)  <Youtube URL> 



もし、この記事を読んでくださった方が、
もし、因幡さんのリアルライブに足を運ばれたら、
きっと、会場のどこかに二輪の花が飾られているのを見かけるだろう。

2018年5月大阪ライブでのお二人。



(追記)
残念なことに、弾き逃げ殺人社 天国支社の社員が、3人に増えてしまった

2019年4月東京APIA40ライブ



その時はどうか、この二人天国支社の方々のことを、どうか思い出して欲しい。
そして、心の中でいいので、声をかけて欲しい。

見えんけどおる友たちへ。これからもずっと、忘れないから。
これからもずっと、一緒にお歌を聞こう。